皆さまこんにちは。
今日は何を書こうか。
閉店後、美しい308をぼんやり見てて気づいたことをご紹介します。
またもや308で恐縮です。
これまでのプジョーのモデルと(小さいことだが)大きく変わっていること。それはボンネットの開口部ライン。
ヘッドランプからまっすぐ伸びて、ガラスのラインの下端へとつながっています。
そのため、横から見た線がすっきりしたように思います。
307や308Ⅰは、ヘッドランプからの線がガラスのやや上につながっていました。
今日注目したのはここ。
ボンネット上部のラインがAピラーに差し掛かっても続いていて、やがてシュッと消えてます。
芸が細かいでしょう?
キチッと造られた折り紙みたいなきれいさがあります。
そしてボンネットはグリルの真上から開くことで、上面に線がなくなり、きれいな蓋みたいになっています。
そしてその上面にはどこからともなく始まって消える、微妙なプレスラインが6本も。
現代のプレス技術の成せるワザでしょうか。
手間がかかる=コストがかかる、という理由でデザインを犠牲にしないのが偉いと思いません?
線がスキッと引かれているのは、何となく306先輩の面影が浮かびます。
美しいけれど、多分空気抵抗とかの性能には結びつけているであろう機能美が、最近のプジョーにはてんこ盛りです。
シュッとかキチッとかスキッとか…今日は文を書くのに苦労しました。
言葉で伝えるのが難しいデザインの面白さは、ショールームで見つけてください。